ちひろ美術館・東京
たいていの美術館は大きな敷地の一角に建てられることが多い気がするが、ここは違う。
住宅街のど真ん中。
正面に立つまでここに美術館があるなんて信じられないようなところにある。
美術館にしては珍しく、活気に溢れていた。
特別に許可を取って内部も撮影させていただいた。
いわさきちひろさんの絵を見ながら楽しそうにしている親子が印象的である。
図書館でもほほ笑ましい光景があり、笑顔をいただいた。
中をうろうろしていて目に付くのはライティング。
柔らかくも存在感のあるライトに目を奪われる。
図書館にはこの建築の図面も飾られており、建築学生にとっても優しい。
感謝。
こういう建築から学ぶべきところは多い。
設計者の自己主張ではなく、利用者を第一に考えること。
この当たり前を、再考させられる建築のような気がする。
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ちひろ美術館・東京
内藤廣建築設計事務所