Something for Structural Engineering

建築土木の構造工学と,その周辺

コミュニケーションのアーキテクチャを設計する―藤村龍至×山崎亮対談集

対談というのは、その場の雰囲気や臨場感が非常に影響するため、こういった対談集はあまり購入しないのだが、ここ数年教育者にもなった2人の対談ということで拝読した。
「大学では作家教育をするのに、大半の人たちは技術者として就職していく矛盾」
どちらが大事か、と問われればどちらも大事だし、どちらに偏るのは危険であるはずだが、設計製図至上主義のような教育が多いのではないか。
この50年とこれからの50年は全く別の世の中になる。
作家と技術者は互いに分かり合わねばならないし、そういう教育に変えたい。
おそらく教員が変わらなければ何も変わらないのだろう。


全くどうでもいいが、藤村氏のセリフは早口で、山崎氏のセリフは大きな声でにこやかに読んでしまった。