Something for Structural Engineering

建築土木の構造工学と,その周辺

飛躍する構造デザイン

飛躍する構造デザイン

飛躍する構造デザイン

数年前に読んだはずだが、まだここに書いていなかった模様。
構造設計はただ計算をすれば良いというものではない。むしろ構造計画の方が大事だ。
この書籍にはいくつかの実例を用いて構造計画のプロセスと仕組みを解説しながら、構造デザインの重要性を説いている。
海の博物館、幕張メッセ、東京国際フォーラム札幌メディアパーク・スピカ、ウルサンサッカースタジアムなど、構造体に特徴のあるものばかりだ。
建築設計において、構造設計が受け持つのは安全性であることはもちろんだが、時に意匠性も伴うこともあり、その美しさは何に起因するのか。
構造設計こそ、感性が必要である。