Something for Structural Engineering

建築土木の構造工学と,その周辺

国立国際美術館

yukarchi2007-07-29
わざわざコレだけを見るために大阪へ行った記憶がある。

梅田から歩いて中ノ島まで行き、ビル群の隙間からこんな骨組みが見えたとき、思わず走り出しそうになった。



今思えば、私が鉄骨に興味を持つようになったのはこの時かもしれない。


いくつもの大きな模型を作り、何度も検討した結果のこの形状。

言葉では言い表すことができない美しさである。

美術館本体はすべて地下に埋まっているため、外から見えるのはエントランスだけである。

しかし、地下に埋まっているからといって、閉塞感があるわけではない。


一度だけ夜にこの近所を車で通ったことがある。

周りのビル群に比べて小さいエントランスなのに、存在感は抜群だった。

今でもあの光景はしっかりと覚えている。



詳細・参考はこちら

日経アーキテクチュア 2004 12-27 No.786

国立国際美術館 公式HP

Pelli Clarke Pelli Architects Japan, Inc.