Something for Structural Engineering

建築土木の構造工学と,その周辺

けんちく世界をめぐる10の冒険

けんちく世界をめぐる10の冒険 (建築文化シナジー)

けんちく世界をめぐる10の冒険 (建築文化シナジー)

学部3年の初秋くらいに、なんか可愛いなと思って手に取った1冊。
設計プロセスの中のアルゴリズムの意義や、自らの設計活動を「冒険」と称して語っている。
独特な形態で建築を作る伊東氏ならではの思考が端的にまとめられていて非常に面白い。
何らかのルールを持って活動していくことはとても大事だが、いかに明確なルールを持つか、いかに筋の通ったルールを持つかで出来上がった作品の価値が決定するのではないかと思わせてくれた。