構造物の視覚的力学―橋はなぜ動くように見えるか
構造物の視覚的力学―橋はなぜ動くように見えるか (景観学研究叢書)
- 作者: 石井信行,中村良夫,篠原修
- 出版社/メーカー: 鹿島出版会
- 発売日: 2003/02
- メディア: 単行本
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力学だけど「視覚的」に捉えるから、構造力学をゴリゴリとやっている私から見れば、「ああそういう風に見えてるのか」「そう考えながらデザインしてるのか」といった感想を持つ。
構造をイメージで捉えることは今の私にとって最低限の課題だが、それを言葉にしていかに伝えられるかがカギである。
例えば橋の説明をするのに橋の設計に必要なことだけを学ぶのではなく、こういった認知科学や評価手法や美学なども並行して頭に入れておけば、より豊かな発想で明快に伝わるだろう。
意匠系院生あたりに読んで欲しいと思う。
私ももう一度、時間をかけて読んでみよう。