土木造形家(エンジニア・アーキテクト) 百年の仕事―近代土木遺産を訪ねて
土木造形家(エンジニア・アーキテクト) 百年の仕事―近代土木遺産を訪ねて
- 作者: 篠原修,三沢博昭
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/04
- メディア: 単行本
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それは河川でもあり、それを堰き止めるダムでもあり、上空を横切る橋でもある。
水路、と読み替えれば生活景が見えてくる。
郡上八幡などの水路はまさにその典型。
美しい土木構造物の多くは、設計者や施工者が既に故人であることが多いように感じる。
スケールの大きさ、細やかな仕事、それらが後世に受け継がれ、その時代の方々に愛されている。
なんと幸せなことだろうか。
建設業者
- 作者: 建築知識編集部
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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生の声であり、業界全ての声ではないけれどとある事実を語っている。
職人としての挑戦は、決断の連続。
この道で生きていくための術は、技である。
若い職人が減っているのは、上の世代が適切に教育してこなかったためなのか、若者が進路選びの時に「とりあえず進学」とその道を選ばなかったためなのかは定かではないが、どちらにしても職人は人手不足。
しかし職がないと溢れてしまった若者はたくさんいる。
職人はじっくり時間をかけて腕を上げていくからすぐには人手不足は解消されないだろうが、この先を考えて、職人を養成するような場が進路として選ばれるような社会になってほしい。
そして職人の地位が上がってほしい。